SWEETS LABO Laugh & Rough
掛田友紀恵です。
私の作るプリンは、濃厚。
プリン瓶の中に75g入っていますが生クリームの比率が高い商品です。
生クリームは起業前に手に入る物は全て試したと言っても過言ではありません。
起業後、お取引のある業者さんからは続々と生クリームのサンプルが届きます。
「生クリームは、ぜひ我が社から購入してもらいたい!」という熱い思いが伝わって来ます。
実際にスーパーでは手に入らない生クリームが沢山存在し、菓子製造業だから手に入る物も結構あります。
月額を合計すると生クリームの購入金額はかなりの額。
税理士さんといつも生クリームの請求金額の数字を見てはギョッとしています。
そりゃ皆営業担当者は必死なわけで…。
新商品が販売されると今のレシピで試して欲しいと依頼があります。
今回は、卵もサンプルが届きました。
県内産。黄身がかなり濃くてプルプル!
玉子かけご飯にしたら最高って思える商品。
潰すのがもったいないくらいでした。
新商品の試作と並行して、現在のレシピの見直しも行っています。
条件を揃える為に、毎回うれしみプリンのカラメル無しで比較。
全く同じ条件で作成して食べ比べをします。
今回は、試作3種類+基本のうれしみプリンを作りました。
元パティシエの厨房業者さんとうちのスタッフ、そして私。
水を片手にメモメモ。
3人の意見はほぼ一致。
どれも美味しい。けれど、やっぱり今の配合がいちばんバランスがよくて美味しく感じます。
そしてなによりも自分が好きな味。
原価を下げる努力は必要。でも、妥協は出来ません。
業者さんにはちゃんと試作したことをお伝えします。
希望があれば味見もしてもらいます。断る際は、なぜ選ばなかったのか理由も丁寧にお伝えしています。
「諦めませんよ。いつか生クリームを我が社でgetします!」が業者さんの口癖です。
濃厚だけど低糖がウリ。
この店頭幕のとおり。
薄味のプリンを1個350円で販売したらぼったくりプリン屋と呼ばれてしまいます。
今日も変わらない味。
プリン瓶の底をホジホジしたくなるあのいつもの濃厚なプリンを作ってお待ちしています。