SWEETS LABO Laugh & Rough
掛田 友紀恵です。
私は、低糖プリンを販売するために菓子製造業になりました。
創業サポートの先生方から、プリンを製造した後に残る卵白を使ったお菓子を登場させることが利益を上げることにつながるとアドバイスされました。
中小企業診断士の先生からも創業計画書のプレゼンテーションの時に「いくら好きでも毎日毎日プリンを食べませんよね?」とズバリ言われました。
確かに…私でも毎日は食べないかも⁉︎
プリン以外にシフォンもある、クッキーもあるという風に商品が並んでいてお客様が選べる楽しさが必要と。
当初、プリンだけの販売を考えていた私。
アドバイスしてくださった中小企業診断士の先生の言葉《選べる楽しさ》を原稿裏に走り書きで残しました。
今となっては本当にその意味がよくわかります。
毎日のように来店してくださるお客様がいらっしゃいます。
その方は、シフォンケーキが大好き。
開店当初は、シフォンケーキを毎日焼いていませんでした。
それが「シフォンケーキありませんか?」と他のお客様にもよくたずねられるようになりました。
「人に貰ったんだけど美味しかったから買いに来たんです。」と話してくださるお客様もチラホラ。
嬉しいことです。
最近は、リクエストに応えてなるべく毎日シフォンケーキを登場させています。
20年前、コンビニで一冊の本に出会ってシフォンケーキを焼くようになりました。
栗原はるみさんのこの本。
大好きな料理研究家さんです。
暮らしぶりがとにかく素敵。憧れの人。
この本は続編から名前が変わり【すてきレシピ】となりました。
古くなっても捨てることが出来なくて、今もたくさんのヒントを貰っている私のタカラモノです。