SWEETS LABO Laugh & Rough
掛田 友紀恵です。
クマさんがやって来たのは水曜日。
そろそろ代理店長も終了。
実は、このクマを施設の子ども達に届けたいと友人と連絡を取り合っていました。
大きな施設ほど、ひとつのことを決定するまでに少し時間を要します。
いろいろな部署の方に御相談し問題のないように考えなければなりません。
そして、金曜日の昼前に私の携帯電話が鳴りました。
お願いしていた広大病院へクマが出向くことが決定!
西4、小児科病棟。
このクマは、バルーンアーティスト野村昌子さんが講師を務められたセミナーで作られたもの。
東京のバルーンアーティストtomoko lucy Itoさんの作品です。
うちの店に来たときから、片手に釣り具を持っていました。
そして、名前が判明。
釣り好きなクマ『くまのすけ』。
これは、皆さんに名前をちゃんと覚えて呼んでもらわねば!と仕込みもそっちのけで急いで名札を作って付ける店主。
13時、広大病院に到着予定で店舗を出発。
逆さまでちょっとしんどそうな格好ですが…。
病院までスタッフが連れて行ってくれました。
嫁ぎ先が小児科に決まった時、私は本当に涙が出る程嬉しかったのです。
大学病院には、バルーンのイベントなどに出かけることが出来ない子ども達がたくさんいます。
治療で白血球が下がると人混みを避けないといけなくなるからです。
頑張っている子ども達にこのクマをぜひ届けたいと思いました。
病棟でイベントなどを企画するとそれが楽しみで親も子も前向きな気持ちになれたりします。
私には今も忘れられない笑顔があります。
スタッフは、駐車場から『くまのすけ』を連れてエレベーターに乗るまで、たくさんの方に声をかけてもらったそうです。
「まるでスターになった気分だった。」と言って笑っていました。
そして、バルーンを見かけた皆さんが笑顔だったと教えてくれました。
バルーンは、人を笑顔にするチカラを持っています♡
病棟に着くと、子ども達や親御さん、スタッフの方々に温かく迎えてもらい直ぐに子ども達との撮影会が始まったようです。
スタッフさんにも大人気。
この度は、バルーンを寄付するにあたり広大病院の患者支援センターの方に大変お世話になりました。
私の思いを繋いでくれた友人にも感謝しています。
くまのすけが去った店内はガラ〜ンとしてちょっと寂しい気もしました。
関係者の皆さん、幸せな3日間をありがとう。
素敵な思い出になりました。
今日も楽しい1日になりますように。