SWEETS LABO Laugh & Rough
掛田 友紀恵です。
昨日、ブログに載せた人生初めてのプリンの話。
その記事の中で、なぜ白砂糖を避けたい親御さんが多いのか疑問に思われた方もいらっしゃったと思います。
白砂糖は、さとうきびなどの原材料から、様々な製造過程で、本来含まれるミネラルやビタミン成分が失われています。
そして、砂糖は依存性が強いものと言われます。
一度食べ始めると止まらなかったり、飲み物に足す砂糖の量も、慣れでどんどん増量してしまったり。
最近では、タバコやアルコールと同じようにソフトドラッグとも呼ばれます。
(ちなみに、覚醒剤や麻薬をハードドラッグと呼ばれています)
今、注目されているのは、子どもへの影響。
実際に、発達障がいの子どもさんのおやつとして低糖質のお菓子が欲しいと来店してくださる方も増えました。
それは、子どもの多動や不安、集中力の欠損に血糖値が影響しているのではないかと色々なところで言われはじめたからです。
血糖値が急激に上がると【インスリン】というホルモンが血糖値を下げようとします。
そして、今度は血糖値が急激に下がると体は血糖値を上げなくてはならないと血糖値を上げるホルモンを出します。
そのホルモンが【アドレナリン】です。
アドレナリンは、やる気スイッチのようなホルモン。一方では、攻撃ホルモンとも呼ばれます。
大人だと血糖値が急激に上がると血管を傷つけることがよく取り上げられるのですが、実は子どものメンタルにもなんだか悪影響がありそうだと。
だから、親御さんは白砂糖たっぷりのお菓子を避けたいと思われるんです。
昔は、お孫さんに渡すお菓子に砂糖がいっぱい入っていても何も気にしない時代でした。
現に私も、むし歯のことしか視点がなかったかも。
でも、それだけではないんですね。
実際、昨日も「お母さんがケーキを買って来てくれたけど、ちいさな子どもには食べさせにくいから…。」と言う理由で、低糖プリンを走って買いに来られた娘さんがいらっしゃいました。
今は、手土産にするお菓子にもちょっとした気遣いがあると嬉しい時代になっているようです。