人から人へ存在が少しずつ伝わるプリンの話

今日、お越しくださった若いお客様は糖尿病。

「先日、知り合いが買ってきてくれて一緒に食べたんです。」

購入してくださったお知り合いの方、思い出しました。

「糖尿病の人がいるので、一緒に食べたいんです。」と教えてくださいました。

その時、九州に住む看護学校時代の友人が職場の方の還暦祝いに頼んでくれた話をしました。

自分の体のことを考えて、時間を割いて低糖プリンを探してこっそり用意したくれたことがきっと何より嬉しかったはず。

思いやり。

人から人へ伝わるやさしさ。

こうして低糖プリンを知ってくださる方が少しずつ増えて来たんですね。

携帯電話が音声案内をしてくれる時代になっても、プリンの箱に入っていたこのショップカードを頼りに来店してくださるお客様もいらっしゃいます。

まだまだ知名度が低いちょっとマニアックなプリン屋ですが、続けて来てよかったー♡と思わせてもらう瞬間があります。

糖尿病だからと、何もかも諦めなくてもいいと思うんです。

選ぶものは限られるかもしれませんが、大切な人と楽しい時間を過ごしてもらいたい。

この思いは、これからもきっとブレません。

松岡修造さんばりに、熱く応援しつづけます（笑）。